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| タンパク質 | 脂肪 | 糖質 | (繊維質) | カルシウム | リン | ナトリウム | クロライド(塩素) | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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成長期 繁殖期 |
22〜32 | 10〜25 | 23< | (<5) | 0.75〜1.5 | 0.6〜1.3 | 0.35〜0.6 | 0.5〜0.9 |
| 成犬期 | 15〜30 | 10〜20 | <55 | (>2) | 0.5〜1.0 | 0.4〜0.9 | 0.2〜0.4 | 0.3〜0.6 |
| 高齢期 | 15〜23 | 7〜15 | 糖質 | (>2) | 0.5〜1.0 | 0.25〜0.75 | 0.15〜0.35 | 0.3〜0.5 |
【食べてはならない食材】
もちろん食欲のあるプードルだってたくさんいます。飼い主が食べていると何でも欲しがる子もいます。可愛いからとついいろんな物をあげてしまったら、肥満になっていきます。
肥満になると人間同様やはり身体に負担がかかってきます。過度の体重過剰は健康を損ない、糖尿病、高血圧、ガン、免疫機能障害、筋骨格系の問題、呼吸器および心血管系の疾患、皮膚疾患、麻酔時ならびに手術時の合併症、暑熱・運動不耐などを併発します。
肥満というのは、体脂肪が正常な機能や健康を害するレベルまで蓄積された状態を指します。量的には理想体重の15〜20%以上の超過をいいます。ちなみに、日本において動物病院に来院する犬の患者で4番目に多いのが肥満という病気。そう、肥満は立派な「病気」ということを認識してください。
肥満は【消費量<摂取量】という図式のときに発生します。ですので、肥満を解消させるにはこの図式を逆にすればよいのです。しかし、そんな単純なことではないのは明らか。肥満という病気なのに運動させて消費させることはベストなのでしょうか。飼い主の意識を変えることが大切ですが、そう簡単にはいきません。脂肪組織は出生時には体組織の1〜2%で、正常犬では成熟時には約20%に達します。また、加齢に伴いLBM(除脂肪体組織)は減少し、代わりに脂肪組織が増加し、8〜10歳齢では正常でも25〜30%となります。この正常な量以上に脂肪が蓄積するには理由があり、特に飼い主が高齢または肥満である場合には、運動量の少ない状態が長期に及んだ結果である可能性が高いのです。愛情を、食べ物を与えるという行為で表現している場合もあります。つまり飼い主の考え方や性格によって、運動の質の変化と量を増加させる療法を勧めても効果が上がらないことが多いのです。
また、肥満となった犬の多くは中年域にあり、すでに理想体重を15%以上超過しています。これらは多くの場合、内科的、機能的な併発疾患が認められます。特に心臓や関節への負担は増大しているでしょう。このような犬たちへの安易な運動量を増加させることは、かえって心疾患や関節炎などの併発疾患の悪化を招くことになりかねません。
動物の摂取エネルギーはどのように消費されていくのか。一般的には毎日の摂取エネルギーは、LBMの生理的機能維持(基礎代謝)に約60〜80%、総筋肉活動(EER)に10〜20%、食物の消化吸収(食餌性熱産生=TEF)に10%未満、体温維持と調節(適応熱産生=AT)に数%程度、といった具合に消費されていきます。つまり、エネルギー消費は大部分が基礎代謝によって行われていますので、運動量をいくら急激に増やしたとしても、消費エネルギーはせいぜい20%増加するだけです。これにはかなりの苦痛を伴い、継続するのは難しいでしょう。
食餌療法の基本はカロリー制限。そこで、普段食べているフードの量を少なくするのではなく、それなりのフードに切り替えることが大切。通常のフードだと脂肪の含有量が高く、給餌量を減らしても脂肪は効率的に脂肪組織に転換されてしまいます。給餌量を減らした場合、カロリーと同時にほかの必須アミノ酸および必須脂肪酸、ビタミン類、ミネラル類などの重要な栄養素の摂取量までが減少してしまいます。このような欠乏は脂肪組織と同時にLBMの減少を招き、さらに長期間の欠乏は、ほかの疾患を招きやすくしてしまいます。また、犬は満腹感を得られずに、結果として追加食餌をしてしまうことに。犬は従来と同じ量の餌を摂ることとなり、LBM減少にカロリー過剰が加わり、脂肪組織の増量(リバウンド)につながってしまいます。
では、どんな内容のフードがベストかというと、「高繊維・低脂肪」のものが、犬も満腹感が得られ追加の食餌を摂ることなく体脂肪の減少、総コレステロールとHDLコレステロール値の減少幅が大きく、飼い主も犬も納得できるものとなっています。
肥満の犬にどれぐらいの量を与えてよいのでしょうか。総餌量を求めるには犬のエネルギー要求量を把握する必要があります。一番わかりやすいのが「ボディ・コンディション・スコア(BCS)」この表から、その個体の理想体重を推定できます。例えば、現在の体重が10kgで、BSC5/5と判定された場合は、10÷1.24=8.06kgが理想体重となります。これにより削減すべき脂肪量が推定でき、減量の目標を立てることができます。
動物が1日あたりに必要とするエネルギー量(DER)は、安静時エネルギー要求量(RER)に係数を乗じることで求められます。
減量が成功するかどうかは、飼い主の意識次第です。肥満が病気であるということを認識して、愛する我が子の健康を維持する為にも、肥満であれば肥満対応のフードと食餌回数を考慮しつつ、飼い主のライフスタイルや生活リズムに合った適度な運動が必要なのです。
【ボディコンディションスコアの基準】
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1 削痩 |
2 体重不足 |
3 理想体重 |
4 体重過剰 |
5 肥満 |
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|---|---|---|---|---|---|
| 理想体重 | 85%以下 | 86〜94% | 95〜106% | 107〜122% | 123%以上 |
| 体脂肪 | 5%以下 | 6〜14% | 15〜24% | 25〜34% | 35%以上 |
| ろっ骨 | 脂肪に覆われず安易に触ることができる | ごく薄い脂肪に覆われ 安易に触ることができる | 薄い脂肪に覆われ触ることができる | 脂肪に覆われ触ることは難しい | 厚い脂肪に覆われ触ることは非常に難しい |
| 腰部 | 脂肪が少なく骨格が浮き出ている | 脂肪はわずかで骨格が浮き出ている | 薄い脂肪に覆われなだらかな輪郭で骨格は触ることができる | やや厚みがあり骨格はかろうじて触ることができる | 厚みがあり骨格を触ることは非常に難しい |
| 体型 | 横から見ると腹部の凹みは深く上から見ると極端な砂時計型 | 横から見ると腹部に凹みがあり上から見ると顕著な砂時計型 | 横から見ると腹部に凹みがあり上から見ると腰に適度なくびれがある | 横から見た腹部の凹みや上から見た腰のくびれはほとんどなく背面がやや広がる | 腹部は張り出して垂れ下がり上から見た腰のくびれは無く背面は顕著に広がる |
【肥満になるとかかりやすい疾患】
| 【代謝性】 | 【機能性】 | 【疾患リスク】 |
|---|---|---|
| 高脂血症 | 関節疾患 | ガン・皮膚病 |
| インスリン抵抗性 | 呼吸困難 | 糖尿病 |
| グルコース不耐性 | 高血圧 | 膵炎 |
| 免疫低下 | 脂肪肝 | |
| 繁殖障害 | 便秘 | |
| 循環器疾患 | 尿石症 |
【各プードルの標準体重】
| スタンダードプードル | 23〜25kg |
|---|---|
| ミディアムプードル | 7〜12kg |
| ミニチュアプードル | 7kg前後 |
| トイプードル | 4kg前後 |
【RERの求め方】
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